『若狭路海岸をめぐる!』11月例会のご報告

日時:11月25日(日) 

参加者:83名

集合場所:JR小浜線大鳥羽駅前 解散場所:小浜市中央公園

コース概要:「わが袖は 潮干に見えぬ 沖の石の 人こそ知らね 乾く間もなし」と百人一首にも詠まれた景勝の海岸を歩きました。

  大鳥羽駅9:30スタート → 田烏トンネル → 田烏海岸 → 八代海岸 → 志積「宝積寺」(昼食)短縮コース 8.9Kフィニッシュ → 箸のふるさと館(小浜市福谷)→小浜市中央公園  18.3Kフィニッシュ 14:20

コース感想:ここ最近のうっとおしい天気から一転、 早朝は霜がおりる寒さでしたが段々と気温も上昇し、風や雲一つない快晴の天候となりました。富山県や舞鶴市など遠方からの参加者も見受けられました。好天候の為か、参加者の足取りも軽く、また 笑い声や話声もはずんでいる感じさえしました。田烏トンネルを抜けて 田烏地区の先に見える若狭湾の絶景にカメラを手にシャッターをきるスナップがあちこちで散見されました。

昼食もポカポカ陽気の為、お寺の境内や集落の空き地で シートを敷きのんびりとお弁当を開ける姿を見て 天候に恵まれた幸運に感謝でした。短距離コースは22名の方があいあいバスに乗車されましたが、観光バスが代行で来た為、皆さんビツクリするわ大喜びでした。(ちなみに 乗車賃 200円でした)

 

 

 

福井県ウオーキング協会20年の歩み(第6回)

こんな所、あんな所に足跡が…   

~20有余年の<歩み>を振り返る~      (第6回)

 私たち福井県ウオーキング協会(当初は歩け歩け協会)は1昨年、結成20周年を迎えました。その間に、それこそ多くのウオーク仲間が県内中心に、これまた数え切れないほど多くの足跡を残してきました。しかし、まだウオーキングの“一里塚”であり、NPO法人として、新しい“道”をこれからも皆さんとともに歩きましょう。

その<一つの指針>として、“思い出コース”を記念誌や私のダイアリーを参考に何回かに分けて紹介します。                        (松田 進)

2004年(平成16年) 

4月29日(祝)「源平の古戦場・倶利伽羅峠を歩く」

例会としては遠出。JR津幡駅から石川・富山県境の栃波山の倶利伽羅峠へ。義仲が平維盛を破った古戦場。各所で歴史を肌に感じながら田舎の風情いっぱいの倶利伽羅駅にフィニッシュ。15K。

7月11日「越美北線開通、永平寺に」

記録的な福井の水害で鉄橋が崩れ、長く不通だったJR越美北線が開通。お祝いも兼ねて越前高田駅からダラダラ上りの宇坂を越えて永平寺に。13K。

2005年(平成17年) 

12月4日「歩きたくなる道500選」始まる。まず、「敦賀・芭蕉と港のレトロウオーク」。各都道府県が選んだ500のウオーキングロード。県では下見と検証をして推薦した11コースが認められた。歴史、自然、文化財、アクセス、距離など諸条件をクリアした。

2006年(平成18年)

4月8日~9日「東海・北陸マーチングリーグ」始まる。「日本のど真ん中リーグ」として7県、15大会でスタート。第1回は「青春の秀吉・名古屋ツーデー」。5月5日、若狭三方五湖ツーデーマーチ会場で調印式が行われた。

8月6日「県民スポーツ祭交流の部にウオーキング登場」。多くの県民と歩く楽しみを共有しながら、子どもの歩育にも貢献しようというもの。「清流日野川と紫式部の里ウオーク」と銘打って、総社、式部公園、帆山橋を経て日野川河川敷へ。10K。

                                                                                                                    (続く)

 

特別例会『ふくい旧街道ウオーク』第1回目のご報告

歴史と自然に触れながら…

ふくい旧街道ウオーク スタート!          

「さあ、歩き出そう! 知らなかった“福井”を見つけに」「一緒に歩けばきっと見つかる! “福井”新発見」のキャッチフレーズのもと、「ふくい旧街道ウオーク」が11月4日スタートした。多くの歴史と文化に触れ、四季折々の自然を感じながら、28回に分け3年間で県内10の旧街道を歩こうという壮大かつロマン…。 

まず北陸道から。秋晴れの11月4日(日)午前9時、加賀市役所(大聖寺)前を出発。参加者138名。大聖寺関所跡から旧道に入る。途中、大坂一里塚碑や加賀千代女歌碑などがあり、高速道沿いに三木町を経て橘宿跡へ。茶屋や伝馬で賑わったそう。しばらく行くと「国境名号塔」がある。名の通り加賀・越前の国境だ。道中は木々が茂り、どんぐりの実や落葉も多く自然道で、旧道の感が深い。所々、アップダウンもあるが、森林浴の道が続く。みんなの足取りは良い。「往来安全名号塔」を過ぎると「のこぎり坂」「吉崎道」の分岐点。

のこぎり坂を下る

 

視野が広がりしばらく行くと「細呂木関所跡」に。福井藩の北陸道北口の最も重視した金津奉行所の宿場と関所だった。近くの湖東会館で昼食時に、地元の清水澄郎さんから周辺の歴史(遺跡や伝説、秘話など)を聞く。 

細呂木関所跡にて

午後は春日神社の「神乳水」や「細呂木一里塚跡」を経て「嫁威碑」前を通り照厳寺に。かつての一向一揆の拠点。

細呂木付近の旧街道を歩く

休憩ののち「千束一里塚」へ。県内で唯一現存の一里塚で、江戸時代の風情が偲ばれる。

千束一里塚にて

遊女たちの無縁塚・八幡神社を過ぎて旧金津町内に入りキリシタン灯篭を見てJR芦原温泉駅前にフニッシュ。18キロ。

照厳寺にて

 次回は12月2日、同駅から森田駅まで16キロ。    (松田 進)

『文殊山に登ろう』(11月例会)のご報告

11月例会として『文殊山に登ろう』が開催されました。

期日:11月3日(土) 9時20分~13時50分

集合場所:JR大土呂駅 解散場所はJR北鯖江駅(BコースはJR大土呂駅)

距離:Aコース13km Bコース10km  

コースの見所:文殊山は養老元年(西暦717年)泰澄太子が開いたと伝えられている。
標高は365mでいたって覚えやすいが、今回のウオークでは展望台(標高約330m)で引き返します。
下山の途中では振り返るようなことがあるとせっかく授かった知恵もなくなるという伝説がある。

ウオーキング概要:天気 曇天  参加者 62名

9時30分 JR大土呂駅をスタート

大村登山口から山登り開始、途中の山道は赤土が多く、昨日の雨で所々滑りやすく足下が危ない箇所がありましたが、60分弱で小文殊に到着。

ここから、展望台(標高330m)へ登ってから、小文殊で昼食。Bコースは、二上登山口へ下山(ふもとでの『文殊やまのぼり大会』に参加)し、JR大土呂駅でフィニッシュ。Aコースは、大正寺登山口へ下山。途中、急坂続きでありましたが、何とか下山しJR北鯖江駅でフィニッシュ。