10月例会 道元禅師ゆかりの吉峰寺ウオーク

開催日 : 2024年10月5日(土)

 天 候 : 曇り  参加者:27名

 永平寺町内の、勝山市に接する地区を歩く。えち鉄竹原駅に集合し、竹原地区の集落を抜けて越前竹原弁財天を目指す。蛇神様として参詣者も多くなっている。大きな岩の隙間に幸運なら「白蛇さま」が見えると言われていて、この地区には古くから白蛇信仰があるらしい。大権現を辞して中部縦貫道の下を2度抜けると、いよいよ今日のメインの吉峰の在所へ。吉峰川に沿って歩く。徐々に標高も上がっていく。吉峰寺の登り口に達する。みんなで写真撮影。ここからは徹通坂と名付けられる急な登り坂となり、杖を使って滑らないように心して上がっていくこと15分ばかり。突然創建当時とほとんど変わらないと言われる石段の向こうに吉峰寺法堂が見え、静寂の中に我々を引きずり込む。この石段で全員写真。道元禅師が永平寺を開く前の1年間滞在した由緒ある古刹で、禅師が梅を好んだことから「老梅山吉峰寺」と呼ばれる。法堂の中やその周囲で思い思いに少し早い昼食。下りは車道を歩く。次に訪れたのは造り酒屋吉田酒造が今春に竣工させた新しい醸造所「吉峰蔵」。ここではお酒の試飲も出来たが、酒粕の入ったアイスクリームがみんなの疲れを癒してくれた。ここを出て吉峰川に沿って進むとすすきの穂波と彼岸花が我々をやさしく見送っていた。えち鉄の踏切を越えたところで短縮コースは竹原駅へ。みんなで手を振って分かれて九頭竜川畔の中島公園へ。ここはカヌー競技フリースタイルの練習場もあり、下見の日には鮎釣りの人も多かったが今日はほとんどいなかった。九頭竜川の風情を楽しんでゴールの竹原駅へ。お疲れ様でした!

えち鉄越前竹原駅にて受付
竹原弁財天へお参り
吉峰寺への登り口
徹通坂の急坂をひたすら登る
吉峰寺法堂前にて笑顔の集合写真