4月例会 紫式部が過ごした街 越前府中ウオーク

行事名 : 紫式部が過ごした街 越前府中ウオーク

開催日 : 2024年4月21日(日)

天 候 : 曇 参加者:27名 距 離:10Km 

コース : ハピライン武生駅⇒本興寺⇒茶臼山⇒紫ゆかりの館⇒紫式部公園⇒武生中央公園⇒ハピライン武生駅

 今年はNHK大河ドラマで紫式部が取り上げられ大変好評です。舞台は平安時代の京都ですが、式部の父が越前国府の国司(今でいう知事)に任命され、式部は越前市を996年夏に訪れ、約1年半過ごしたとされます。後に『源氏物語』に描かれるいくつかのエピソードにも、この越前での経験が反映されているのかもしれません。その舞台を体感することを目的としたウオークでした。
 数日前から天気予報は雨で気をもみましたが、願いが通じたのかウオーク中は曇りで快適なウオークでした。まず国府の中心地だった本興寺の発掘調査現場を訪れ、式部の娘のお手植えの梅の木を見ました。次に吉野瀬川沿いの桜並木を歩きました。桜は散ってしまいましたが、桜の新緑の息吹を感じられました。次に茶臼山に取りつきました。全員ゆっくりと登頂し展望台から市内を一望した際には歓声が上がりました。紫式部公園の藤の花は1週間前の下見の際はつぼみがチラホラでしたが、当日はほぼ七分咲きで、紫や白の花が咲き誇り、それに加え藤の花の匂いが五感を刺激してくれました。紫式部公園で記念撮影し、しばし自由行動、神殿に上がり式部体験する人、池を散策する人、式部像と一緒に写真を撮る人など皆さん楽しんでおられました。中央公園でゆっくりされる方は離脱され、最後に公会堂で越前国府跡から出土した土器類を鑑賞して、丁度12時45分に解散しました。市内ウオークに低山登山を組み入れたウオークでしたが、皆さん満足していただけたようでした。大河ドラマの越前府中編は5月後半からとのことで、楽しみです。

本興寺での越前国府跡の発掘現場
紫式部ゆかりの梅
吉野瀬川の桜並木
茶臼山へ一歩ずつ
茶臼山展望台から越前市一望
紫式部公園 200m藤の花トンネル
バックに紫式部像で集合写真
紫式部前に集合してラストスパート