紫式部が過ごした街 越前府中ウオーク

 NHK大河ドラマで話題の紫式部が、国司に任命された父と古代律令制の越前国府があった福井県越前市を996年夏に訪れ、約1年半過ごしたとされます。この当時の越前の国が、外国との関係においてかなり重要な役割を果たしていたことは確かで、995年9月に宋人が漂着し越前の国で応対したという記録があります。式部が都を離れたのがこの越前下向たった一度だけであったことを考えれば、国府での生活が式部の意識にさまざまな意味で影響を与え、後に『源氏物語』に描かれるいくつかのエピソードにも、この越前での経験が反映されているのかもしれません。
 国府の中心地だった可能性がある本興寺での発掘調査現場を訪れ、もしかしたら式部が散歩で越前市を見下ろしたかもしれない茶臼山から市内を一望し、寝殿造り・庭園など平安朝の趣きがあり丁度藤の花が咲き誇り紫式部像が立つ紫式部公園を散策し、式部が越前市で過ごした時間を体感出来る紫ゆかりの館に立ち寄るコースです。
 貴方も紫式部になってみますか。

開催日 4月21日(日)
集合時間・場所受付時間8時50分 スタート時間9時10分  ハピライン 武生駅
解散時間・場所12時45分  ハピライン 武生駅
コース武生駅⇒本興寺⇒茶臼山⇒紫ゆかりの館⇒紫式部公園⇒武生中央公園⇒武生駅
距離10km
参加申込当日申込
参加費会員100円、他協会300円、一般500円〈資料、保険料含〉
注意新型コロナウイルスの感染防止対策を万全に!
春を待つ紫式部公園(ここで記念撮影しましょう)