行事名 : 福井の三大里山 城山
開催日 : 2024年5月6日(月・祝)
天 候 : 曇り時々小雨 参加者:29名
コース : 福井鉄道浅水駅⇒県立足羽高校⇒浅水登山口⇒中屋敷跡⇒頂上広場(休憩)⇒炭焼小屋跡⇒
合谷登山口⇒福井鉄道ハーモニーホール駅
ゴールデンウイーク最後の休日となるこの日、ウオークに参加される方もさぞかし疲れた顔で現れるかと思いきや、早朝から三々五々集合して来る参加者の皆さんは元気そのものです。5月に入り里山の木々にも若葉が芽吹き、山全体が萌黄色に染まる季節となり、山登りにはおすすめのシーズンとなりました。小雨がパラつく中、浅水駅を出発して1Km程先の登山口を目指します。登山口には地元の清明まちづくり委員会が設置した案内看板が有り、その背面には城山遺跡の歴史が書いて有ります。それによると、城山は昔から北陸街道を上から見渡せるため、平安末期から南北朝時代、戦国時代にかけて200年間隔で3回にわたり城が築かれたようですが、何れも戦により落城しています。尾根を登る登山道には今でも二重堀切や中屋敷跡など、城郭を築いた跡が残っています。いきなり急登の登山道に入り、標高差約200mの山道を休み休み登ること50分、三等三角点のある頂上に到着。爽やかな風が吹き抜ける頂上からは、福井市内から鯖江方面まで一望でき、眼下の景色に登りの疲れが吹き飛びます。しばし休憩の後、集合写真を撮り合谷方面に下山します。時々小鳥のさえずる谷筋の、鬱蒼とした森を抜けると炭焼き小屋跡が有り、嶽展望所で一休みして約40分で下山口に到着。予定より少し早くゴールのハーモニーホール駅に到着。里山の新緑を満喫したウオーキングでした。