初詣ウオークin三国 冬場のウオーク② 一県民一スポーツ普及事業

行事名 : 初詣ウオークin三国

開催日 : 2024年 1月 8日(月・祝)

天 候 : 晴れ時々雪 参加者:40名 距離:6Km 

コース:えち鉄三国駅⇒氷川神社⇒三国南小学校⇒惠雲寺⇒桜谷公園⇒三国神社⇒性海寺⇒

日和山金鳳寺⇒高見順の生家⇒瀧谷寺入口⇒三國成田山⇒えち鉄三国駅

早朝に起きたえちぜん鉄道変電所内のトラブルのため、電車の運転見合わせが有り、少し遅らせて開会式。寒さと強風に悩まされていたが、三国駅の好意により駅中での受付等全てをやらせてもらえた。ただ感謝感謝です。副会長年頭の挨拶に続いて、能登半島地震で犠牲になられた方々のご冥福を祈って黙祷を捧げる。同時に受付での義援金の協力に謝意を表した。準備体操の後いよいよスタート。今回は三国駅を起点及び終点にして時計回りに三国の街中を巡るコース。まずは三国駅と目と鼻の先にある氷川神社で初参り。願い事を祭神に託したあと古くからの商店街へ。お店の古色豊かな看板、右から読む商店名等々興味深い。老舗の和菓子屋さん提灯屋さんを過ぎて、勝授寺前を進むとお寺が見え隠れするようになる。細い路地を左へ右へと曲がり、しばらくすると今日のメインの一つ惠雲寺(えうんじ)へ。このお寺には嶺北地方では珍しい仏様が寝ておられる姿(涅槃像)が、本堂とは別に一室が設けられ、外から誰でも親しく拝めるように安置されている。涅槃像の眼差しに心洗われてこのお寺を後にして、いよいよ桜谷公園の一角を占めるご存じ三國神社へ。お賽銭をはずんで二礼二拍手一礼の作法どおり、拝殿前で各自思い思いに今年一年のお願い事を祭神様に奏上。大鳥居と随身門をバックにこの事業名を一文字ずつにしたカードを、一人一人に持ってもらって記念の全員写真を撮影。このときばかりは青空となってみんな最高の気分。ここで暫時休憩。その後順調に歩んでいたが、三国湊きたまえ通りに入ると再び強い風と雪に見舞われて、旧森田銀行横でみんなと協議し休まずに先へ進むことにする。少し小高い所にある日和山金鳳寺。かつて船の出入りを見定めた場所で俳人も多く集まったといわれるお寺。そこを下ると作家高見順の生家。余談ながら、米ケ脇から荒磯遊歩道を入ると、彼の文学碑が建てられている。生家からすぐの所にそば処の老舗「盛安」がある。地蔵堂を経て神明神社へ。さらにえちぜん鉄道の踏み切りを渡って瀧谷寺へ。お寺の入り口から鬱そうと繁った森の中の様子を想像するだけにとどめ、三国成田山への坂道を上る。節分のお餅まきの盛況さを浮かべながら家内安全と交通安全を祈願するお参りとなる。ここで最後の休憩とし、坂を下ってスタートと同じ三国駅に帰り着き、副会長があいさつをして記念の完歩証を渡して解散。えちぜん鉄道の運転見合わせというハプニングもあり、今年初めての行事に非常に冷え込み、また天候も雪や風に悩まされつつも、予想外に多くの参加をえて無事終えることが出来感謝に堪えません。県民一人一スポーツ普及事業の指定を受けた今回の初詣ウオークが、その趣旨の実現に向けた一助になることを願うものです。予想だにしなかった元旦の能登半島地震は甚大な被害をもたらし、大きな試練と教訓を我々に与えました。被災により亡くなられた尊い命のご冥福をお祈りしますとともに、被災された方々へ心からのお見舞いを申し上げます。一日でも早い復旧復興を願うばかりです。本協会においても例会の度に義援金を参加者にお願いすることにしたいと思います。ご協力のほどよろしくお願いいたします。

三國神社の随身門をバックに集合写真
無病息災、家内安全、等々今年一年の無事を祈願する
時々降る雪と強風の中、黙々と参拝をする