『音海断崖を行く』バス&ウオーク 10月例会のご報告

開催日時:10月27日(日) 10時~14時00分

コース概要:JR敦賀駅前(バス)⇒高浜町音海駐車場⇒音海遊歩道⇒押廻(おしまわし)灯台⇒音海遊歩道⇒蔕ヶ崎(へたがさき)灯台(昼食)⇒脇坂公園(バス)⇒JR敦賀駅前

距離:13km    天候:曇りのち晴れ  参加人数:60名

福井ふるさと百景-NO.98 海にそびえ立つ若狭富士 青葉山 no99 静かな海、棚田、漁村 風光明媚 内浦湾 が対象

 ウオーク概要:昨夜来の雨が朝まで続き、今日も雨の中でのウオーキングかと思われましたが、ウオークスタート時には雨も上がり、曇り空でのウオークとなりました。音海遊歩道(約2km)は少し登り坂が続き汗をかくほどでした。風はさすがに秋風で少し冷たく感じましたが、天気もだんだんと回復し、押廻灯台到着時には晴れとなっていました。音海の断崖はさすがに大きな絶壁で広角レンズのカメラでも入りきらない福井県の名勝に指定されている、高さ260メートルの絶壁大断崖でした。雨上がりでもあったため、越前海岸まで見えるはずの景色は常神半島が見える範囲までしか見えず、少し残念でした。船から見上げると、もっと迫力のある景色が堪能できるとのことでした。押廻灯台からの内浦湾を含む若狭湾の眺望は最高でした。昼食時には、冷たい風を避けるため、駐車中の車の陰に寄り添っての食事となりました。帰路は若狭富士 青葉山を眺めながら、静かな海と漁村の風光を楽しみながらのウオークでした。 ウオーキングには、丁度良い日和ではありました。ゴール脇坂公園間近の難波江(なばえ)の海岸には、多くのサーファーが黒いウエットスーツに身をまとい波乗りに興じていましたが、遠くから見るとオットセイがたくさん顔を出しているようにも(失礼しました)見えました。

関電高浜発電所駐車場をスタート

 

音海遊歩道登り口

 

音海大断崖を望む

 

押廻灯台にて集合写真

 

冷たい風を避けて車の陰で昼食

 

多くのサーファーたち

「ヘルスアップセミナーin福井」のご報告

 「ヘルスアップセミナーin福井」のご報告です。

下記予定しましたが、降雨のため中止となりました。

 開催日時:10月26日(土) 8時30分集合 9時スタート 11時フィニッシュ予定

スタート・フィニッシュ場所:フェニックスプラザ

参加人数:50名限定(参加ご応募多数の場合は抽選となります)

主催-FBC福井放送 共催-クスリのアオキ

 このイベントに県ウオーキング協会がウオーキングの部のお手伝いを致します。

実践ウオーキングを主眼にして日本ウオーキング協会公認ウオーキング指導員が、日頃疑問に思われていることなどに、お応えしながらウオーキングを行います。

コースはフェニックスプラザ(8時半集合9時スタート)~足羽川河原を廻るコースです。

ウオーキング後、福井大学医学部の専門医による「知って得する、家庭できる応急処置」などの健康に関する特別セミナーが行われます。

聴講券をもらって参加して頂ければ、健康になれるかも?

当日は、その他健康測定や無料健康相談会、フィットネスコーナーなど健康づくりに関するさまざまな催しが行われます。

詳しくは「クスリのアオキ」に申込書などがありますのでご確認ください。

普段から健康が気になる方にとって非常に役立つ健康セミナーです。

ご参加お待ち致しております。詳しくは、下記WEBを御覧下さい。

http://www.kusuri-aoki.co.jp/

『幽玄の道をたどる勝山平泉寺ウオーク』10月例会のご報告

美しい日本の歩きたくなるみち500選 福井県no.5 認定コースです。

福井ふるさと百景no.18、19、20認定コースです。

期日:10月20日(日) 集合9時  解散14時00分予定  集合解散場所:えち鉄 勝山駅

距離:16km (14kmコースもあります)  参加人数:71名  天気:雨 無風

コース概要:勝山駅⇒お清水⇒伊野姫墓⇒勝山城⇒菩提林⇒歴史探遊館まほろば(昼食)⇒平泉寺白山神社⇒南谷遺跡⇒平泉寺墓地⇒平泉寺公民館⇒弁天桜遊歩道⇒勝山駅

ウオーキング概要:雨がやむことなく、ず~と雨の降る中でのウオークでした。勝山駅をスタートし、お清水見学後街中を抜け勝山城横の白山稚児神社で休憩後、うっそうとした杉並木の間の参道をウオークし、平泉寺の『歴史探遊館まほろば』で昼食及び平泉寺の成り立ちをビデオで見た後、石畳を歩いて平泉寺白山神社横より南谷三千六百坊跡を見学、墓数の割には広大な平泉寺墓地を経て勝山駅まで戻りました。石畳は発掘により昔の人が通った石畳の上を歩けるようになっていましたが、雨で滑りやすく昔の人は『わらじ』という便利な?履き物で滑りにくかったのだと思いました。が、豪雪地帯であり冬場の移動は大変であったろうと思いました。

雨の勝山駅をスタート

 

杉並木の平泉寺参道入り口

 

平泉寺参道石畳の旧道を右手に見ながらウオーク

 

白山平泉寺旧境内図 ダブルクリックで拡大します

 

平泉寺白山神社参道にて

 

雨の中傘をすぼめて平泉寺白山神社にて集合写真 一部の方の顔が雨粒で見えません、すみません

 

新装なった勝山駅でフィニッシュ

 

『三峯城跡と大銀杏歴史ロマンウオーク』10月例会のご報告

開催日時:10月13日(日) 

集合/解散場所:北中山公民館  (鯖江市落井町41-33-1)

距離:17km   天候:快晴  参加人数:66名

(コース概略):北中山公民館→血ノ川堤防遊歩道→三峯登山口→大銀杏広場→三峯城跡→大銀杏広場→三峯登山口→血ノ川堤防遊歩道→北中山公民館

ウオーキングの様子:天気はこれ以上はないと思える快晴の天気に恵まれた。最高気温は25度で暑くもなく、寒くもなく、まさにウオーキング日和の一日でした。往きの上戸口公民館では、館長さんから思いもかけないおもてなしがありお茶(ペットボトル)のサービスを頂きました。血の川の遊歩道は歩きやすくいたって快適、上戸口公民館を過ぎたあたりから山道となったが大銀杏広場までは舗装された林道でした。車とすれ違うこともなく傾斜も緩やかでおしゃべりしながらのオーキングでした。11:00過ぎ全員元気に三峯城跡に到着、11:20過ぎ下山開始、12:20ころには上戸口公民館で大部分の方が屋外で昼食を摂った。爽やかなウオーキング(トレッキング?)でした。

元気にスタート

 

スタート直後

 

河和田川堤防にて

 

河和田川堤防にて

 

もう少しで大銀杏広場

 

あと一息で頂上

 

三峰城跡の石碑前にて

 

『南越前町スポレク祭2013ホノケ健康ウオーキング』のご案内

「健康で笑顔の花咲く山・海・里」南越前町スポレク祭2013『ホノケ健康ウオーキング』が開催されます。

期日:10月14日(月)(体育の日) 8時30分開会式  12時30分終了

場所:レインボーパーク南条    距離:12km

参加費:実行委員会までお問い合わせください。

申込方法:実行委員会までお問い合わせください。事前申込が必要です。

連絡先:南越前町教育委員会 TEL:0778-47-8005

コース:レインボーパーク南条→関ヶ鼻→奥野々集落センター→トンネル入り口折り返し→レインボーパーク南条

詳細は、添付資料をご覧下さい。

南越前町スポレク祭2013チラシ

特別企画『旧街道ウオーク』(勝山街道・牛首道-3)のご報告

第9回 勝山・牛首道-3  (福井ライフ・アカデミー連携事業 ふるさと百景ウオーク対象)のご報告です。

10月6日(日)  越前鉄道勝山駅 8時集合  解散場所 谷休憩所

距離:20km

コース:勝山駅⇒浄願寺⇒白山道道標⇒栃神谷⇒杉山口駐車場⇒北谷公民館⇒旧北谷小     ⇒不動滝⇒石畳道⇒谷峠⇒谷休憩所

ウオーク概要:(竹原会員寄稿)

澄明な碧空、のどやかにながるる綿雲、気温21度、すずやかな空気。まさにウォーキングの季節到来だ。 勝山駅に集結したのは80余名。9回目の街道ウォークだが、参加者が逓減しない。勝山駅の標高が120mで、目標の谷峠は919m、なんと標高差799m、距離にして22kmを一気に駆け上ろうという。が、名にしおう健脚者集団だけあって、ペースが速く、落伍者がでない。山道に入っても、そのペースをくずさない。これはしかし、少しムチャですよ。山歩きには、それにふさわしいペースというものがあるんだから。  でもまだ、後ろでブツブツぼやいている。「早う行きたいんやけど、行かせてくれん。どうせ押さえられるんなら最後尾を歩くわ」リーダーに聞こえなくてよかったね。 今日の主題は「白山信仰」と「一向一揆」だろう。いわば白山の禅定道をたどるわけで、さまざまな文化遺跡があるのみならず、今もその強い影響下におかれている。この道を加賀一向一揆の宗徒がなだれをうって下っていったのだ。彼らの足跡が、あちこちに残っているような錯覚さえかんじる。綿密な事前調査のお陰で、いやがうえにも臨場感が高まる。 街中をすぎるあたりから暑くなってきて、アスファルトの舗装道は照り返しがきつい。「水分補給してください」と絶えず言われている。しかし旧道に入ると木陰にフィトンチッドが漂って、急に身体が楽になる。花々が目に優しい。 ハギ、コシアブラ、リョウブ、ウドはもう霜枯れているが、クズはひそかに残り香を送っている。ノゲシ、ノジギク、ミズヒキソウ、タデ、フネツリソウ、ミゾソバ、アキノキリンソウ、は今が盛りだ。特にミゾソバの群落が美しい。路傍のチカラシバ、キンエノコロが足元をくすぐる。ガマズミとコマユミの紅い実が山肌をいろどっている。蝉声はなく、秋草にすだくスズムシの声と、はるか彼方から聞こえる谷川の音が耳朶に残る。 峠の直下、谷集落につく。明治時代には120戸あったのに今は数戸。地元の研究者による説明はなかなかだった。ここの住人がどんな生活をしていたのか、今回の街道ウォークの大きな特徴だが、それがよくわかる。標高500mの、この高山集落で人びとは意外に豊かな生活をしていたのだろうと思う。が、この集落もまもなく消滅するだろう。時の流れ、などというあいまいな言葉でごまかしてはなるまい。限界集落切捨ては、時の政府の政策によったものであることは明白だ。 この集落の入り口では、大日如来の石仏がわれわれを迎えてくれたし、神社の100mほど下には不動明王が鎮座しているという。不動さんは大日如来の化身だから、山岳修験の信仰が今も充分に生きていることが分かる。よし、降りてみてみよう。が、「降りたらまた上らんといかんからなー」というので行かない人ばかり。それでも3人降りていく。滝の傍に20cmほどの小さな不動さん。風化しているが、右手の剣がよく見える。一人が滝つぼに入ったと思ったら、シャツを脱ぎだした。〈まさか滝に打たれるんではあるまい〉タオルを浸して腹を洗い出した。〈あー、よかった〉。ところが「誰もいなかったらパンツを脱いで入るつもりだった」とのたまう。えー、ようやるねー。直後に女性が一人下りてきたではないか。〈ああ、よかった〉。彼の遍路傘には「同行二人」とある。いつでもこれで安心していられるんだね。 猛スピードのお陰で、あっけなく谷峠についた。いや、私が思っている谷峠は今のトンネルのこと。旧道ははるか上にあるに決まっている。標高差200m、道にして2kmあるという。ほとんどの人が登ったのだが、ここでもまた猛スピード、30分でついてしまった。大杉が一本。確かに千年以上たっていそうで、そこが頂上だ。涼しい風が渡っていい気持ち。「泰澄が白山登頂をした時に、ここで弁当をとり、その箸を挿しておいたらこの杉の木になった」とある。泰澄さんは、小杉の皮をむかなかったのだろうか。杉のヤニで、その弁当はさぞかし、ヤニくさかったことだろうね。 近くの「加賀の大杉」もみた。「これは300年ほど若いね」と言ったら「いや、越前の大杉は火事に遭った」と説明された。 下ってクールダウンをするときに見渡すと、落伍者なし。いいウォーキングを楽しんだ。