平成25年度7月号の歓歩が発刊されました。
月別アーカイブ: 6月 2013
第4回あわら温泉花菖蒲ウオークのご報告
今年も北潟湖畔での花菖蒲ウオークが開催されました。
日時:6月16日(日) 9:20スタート
距離:4km、10km、16km
参加者:267名
天候:曇りのち晴れ(贅沢ですがこの時期としては天気良すぎ)
コース概要:スタート時は、昨日来の雨が心配されるほど曇っていましたが、時間が経つにつれ、回復し10時過ぎからは太陽が照りつけ、暑く、熱中症に気をつけながらのウオークでした。10kmコースでは、北潟国有林の中をウオーク(ウオーク前に地元ボランティアの方から、北潟国有林の謂われと概要を伺い北潟国有林の重要性を再認識しました)、16kmコースでは吉崎御坊の概要を伺いました。北潟湖畔の花菖蒲は今が満開でした。
丹南ケーブルテレビ主催「パワーウォーキング教室」開催のご案内
福井県ウオーキング協会のウオーキング教室ではありませんが、丹南ケーブルテレビさんから『パワーウオーキング講習会開催』のお知らせが届きましたので、ご案内させて頂きます。
お申込み・お問合せ
丹南ケーブルテレビ地域文化企画室 ☎0778-29-1500
鯖江市河和田公民館 ☎0778-65-0001
鯖江市河和田地区&丹南CATV協働企画事業として開催。
パワーウォーキングとは、モスクワオリンピック50km競歩の金
足の筋肉は、全身に血液を巡らせるポンプ機能の役割を持っており
リハビリ中の方やお年寄りでも取り組めますし、普段歩いている方、ウォーキングを始めたい方にはぜひご参加いただきたいです。
講習会では、2万回の心臓手術を手掛け、毎日放送のドキュメンタリー番組「情熱大陸」でも取り上げられた心臓血管外科医の南先生が、自身も推奨するパワーウォーキングの仕組みを医学的に解説。
実技指導会では、インストラクターがストレッチから始まるパワーウォーキングの基礎を分かりやすく指
勝山恐竜クロカンウオーキングのご報告
第9回目となる勝山恐竜クロカンマラソンに今年からウオーキングが加わりました。
日時:6月9日(日)8:10スタート
距離:13.5km
天候:晴れ 時々涼風あり
参加者:ウオーキングの部 180名強
コース:福井県立恐竜博物館前⇒恐竜渓谷ルート⇒恐竜化石発掘地給水ポイント(恐竜博物館の先生方の説明付き)⇒栃神谷地区⇒福井県立恐竜博物館前
コース概要:天気が晴れて、爽やかな風が時々吹き、絶好のウオーキング日和ではありましたが、なにぶん、恐竜の発掘現場までウオークする=山登りでありまして、結構足腰にくるウオークでした。途中、クロカンマラソンの参加者と同じ道で遭遇しましたが、やはり皆さん苦しそうでした。今回が初のマラソンとウオーク同時開催でしたが、来年も開催されるのでしょうか?楽しみです。
歓歩6月号発刊のお知らせ
歓歩6月号が発刊されました。
特別企画『旧街道ウオーク』第6回目(北陸道6回目)のご報告
ふくい旧街道ウオーク-6(6/28)回大会のご報告 (福井ライフ・アカデミー連携事業)
北陸道-6 北陸道最終区間 (短縮コース 15kmを設けました)
日時:6月2日(日) スタート 8時20分
集合場所:JR今庄駅
ゴール:15km 栃ノ木峠 12時30分
27km 椿坂集落 16時30分
いずれも栃ノ木峠にて昼食、15kmは昼食後バスにて今庄駅へ、27kmは椿坂よりバスで今庄駅へ。
参加人数:83名
天候:曇り、時々涼風、爽風
コース:今庄駅~文政の道しるべ~白鬚神社・合波丸岡藩支配地柱~旧八幡神社・大門丸岡藩領標柱~孫谷(トイレ)~下板取宿跡~板取一里塚跡・上板取宿跡(トイレ)~栃ノ木峠(昼食)~中河内本陣跡(トイレ)~椿坂峠~椿坂集落(トイレ)・椿坂一里塚跡
コース概要:FWA会員 竹原 利栄さんからの投稿原稿を記載いたします。
今庄駅に集まったのは83名。今や県下無双の健脚集団だ。企画の内容がいい。今日踏破する街道の名所だけでなしに、明治初年版の地図まで用意してある。しかも、随所で立ち止まって地元の人が丁寧な説明をいれてくれる。今庄駅で、意気軒昂、溌剌たる説明をされた人が、板取宿にもこられて「私はここの生まれです」というので、臨場感がいやます。主に山の中をあるくので、名所旧跡が多いわけではないが、それでも地図の裏面には9項目にわたって説明があり、リーダーが解説してくれるので、ついその傍について歩きたくなる。
板取宿が、たいそう重要な宿場あることは承知していたが、丁寧な説明を聞くと、今もその面影が髣髴とされる思いだ。多くの人馬が、ここを越えて行ったにちがいない。
かなり速いペース。時速5キロを上回っているだろうが、脱落者が出ない。爽やかな風の中をタニウツギ、ウノハナ、エゴの花、ヤマボウシが目に優しくうつる。ウグイスに交じってホトトギスもしのび声を寄せてくる。板取宿のあたりでは、川底から甘いカジカの声が聞こえ始め、次第に大きくなった。江戸時代の旅人たちも、こんな風情に包まれながら、旅を楽しんだのだろうか。
栃の木峠(539m)にかかると勾配がきつくなり、少しペースが落ちるが、どなたも颯爽たる歩きぶりだ。峠の頂上で15km。昼食になる。きれいなゲレンデはあるが、雪が少ないから営業していないのではなかろうか。
ギョッとする碑を見つけた。なんと「淀川源」とある。考えてみれば確かにそのとおりだろう。ここを分水嶺として琵琶湖にそそぎ、そのまま大阪湾にまで達するわけだ。なんだか壮大な近畿地方の地図の一隅に、自分がいる思いがする。
ここで12名の方は大事をとってバスで帰路につく。
長い下り坂がつづく。もうひとつギョッとするものに出遭った。「中河内本陣跡」を過ぎたあたりに、鮮烈な湧水がある。「己知の冷水」とあるではないか。「おのれを知れ」ということだ。怖い水だね。あのソクラテスが、ここの真似をしたのではあるまいか。
予定より早く3時ごろには、椿坂集会場に着く。クールダウン。ここから今庄まではバス。
だれかがきつい冗談。「この道を全部歩いて戻ったらバス代はタダ、といわれたら?」まさか?と思って見回すと「やってもいいぞ」という何人か。
以前から行きたいと思いながら、道筋がしっかりとは分からなくて果たせなかった北陸道を全部踏破できて、強い達成感に包まれている。 ー以上ー竹原利栄