福井県ウオーキング協会20年の歩み(第7回)

こんな所、あんな所に足跡が…   

~20有余年の<歩み>を振り返る~      (第7回)

 私たち福井県ウオーキング協会(当初は歩け歩け協会)は1昨年、結成20周年を迎えました。その間に、それこそ多くのウオーク仲間が県内中心に、これまた数え切れないほど多くの足跡を残してきました。しかし、まだウオーキングの“一里塚”であり、NPO法人として、新しい“道”をこれからも皆さんとともに歩きましょう。

その<一つの指針>として、“思い出コース”を記念誌や私のダイアリーを参考に何回かに分けて紹介します。                        (松田 進)  

2007年(平成19年)

1月28日勝山・歳の市、3月3日高浜ひな祭り、7月15日越前町・灯台モニュメント、11月18日那谷寺紅葉、11月23日マキノのメタセコイアなど“観歩→歓歩”を心がけた。

高浜ひな祭りウオーク

 9月7日「健康日本21全国大会in福井」ウオーキング大会 台風がらみの雨。参加者74名。福井中央公園を出て新橋渡り堤防を九十九橋へ。愛宕坂上り即位1500年の継体天皇像前から足羽山周回ロードをおさご園に下り日赤前を通って福鉄でハーモニーホールへ。6K。会場では「伊能忠敬」の映画、加藤剛さんのトークなど。  

2008年(平成20年)

10月3日~5日「源氏物語千年紀ウオーク」 京都、滋賀、福井3県協共同企画。バス併用。1日目「深坂古道のみち」2日目「木の芽峠のみち」3日目「越前国府へのみち」と銘打って式部公園にフィニッシュした。峠茶屋から古道へ。塩かけ地蔵、式部歌碑、疋田舟川など見てバスで敦賀に入り気比の松原経由気比神宮へ。新保までバスで木の芽峠を越えて二ツ屋に下り今庄に。最終日は今庄宿場街から湯尾峠を越え湯尾、鯖波、南条、王子保へ。ここから地元民も交えて式部公園に。歓声上がる。

源氏物語千年紀ウオークフィニッシュ

 10月12日「「乳がんの悲劇を繰り返さない ~ピンクリボンinふくいハッピーウオーク」福井中央公園から「まちなか」3K、「すこやか」6Kの2コースでピンクの風船持ってウオーク。延べ3百人参加。

12月例会『「チャレンジウオーク」』日野川サイクリングロードを歩く のご報告

開催日時:12月9日(日)9時40分~11時30分

コース概要:降雪、積雪のため、急遽、「旧街道を南条へ」に変更し実施。

ウオーキングの様子:参加者26名 天候 雪

石川県内の強風のためJRのダイヤ乱れ、9時半前後に約20数名が今庄駅に到着。

JR今庄駅をスタート

すぐ駅前から除雪された宿場街やR365の車道を歩いて旧北陸線湯尾トンネルをくぐる。

除雪された宿場街

0℃表示(雪でかすんでいますが)のR365

グググ グググ 久し振りに聞く新雪を踏みしめる音

湯尾の町並みも除雪後の水たまりはあるが、スムーズな歩行。湯尾駅で小休憩し、雪の歩道をしばらく行き、山沿いの道に。

山沿いの道を歩く

木々に遮られてか積雪少ない。鯖波隧道を抜け、R247の関ケ鼻、西大道を経てJR南条駅にフィニッシュ。8K。

JR南条駅でフィニッシュ

数名はここからも足を延ばしたが、結果的には<雪道のチャレンジウオーク>となった。

 

特別例会『ふくい旧街道ウオーク』第2回目のご報告

コース:JRあわら温泉駅前~関の七曲がり~下関一里塚跡~石だんご碑~お早良作地蔵~舟寄道標~黄揚の堂~金戸まつや地蔵~算塚~JR森田駅前

ウオーキング概要:史跡多い師走の坂井平野を行く! 

   ~ ふくい旧街道ウオーク・北陸街道② ~ 

 先月、スタートした「ふくい旧街道ウオーク」第1ステージ「北陸道」の2回目は12月2日、金津から森田へ。師走に入り周りの山並みは白くなり寒さ増す中で、時折、晴れ間ものぞく天候で、幸い雨具は不要だった。道は広大な坂井平野を縦断する形で進み、各所に史跡が点在している。まさに「知らなかった“福井”新発見」だった。

 午前9時すぎ、約30名の新参加者を含め約130名が芦原温泉駅近くの竹田川原をスタート。旧金津の町並みや七曲り道を過ぎ、主に田園の中を行く。

下関一里塚跡

 

石だんごの碑

振袖地蔵

お早良作地蔵堂

一里塚跡や江戸中期の大地蔵、親鸞と老婆ゆかりの石だんご碑、少し行くと天保の大飢饉を悼む振袖地蔵、恋の道行話のお早良作地蔵など道の左右に史跡がいろいろある。碑文を読みながらカメラに収める人も多い。

丸岡町に入り十郷用水に沿って舟寄道標へ。道端で郷土史家大霜氏から話を聞く。縄文時代の竪穴住居、土器も出土、泰澄大師と称念寺、十郷用水開削、蓮如の入越、戦国の舟寄踊り、江戸の舟寄駅、陣屋などこの地の歴史は深い。米どころでもある。

丸岡町舟寄の歴史を聴く

昼食後は埋められた十郷用水路の上などを歩いて、北横地一里塚や法然ゆかりの「黄揚(つげ)の堂」を見て森田へ。

黄楊の堂

法然上人像

金戸まつや地蔵

石盛の民家の角に「北陸道」の石碑が。地元の人から「昔の道を歩くの、いいね。でもこの辺、変わったのぉ」と声がかかる。確かに大きい道が縦横に走る。こちらは旧道を選んで歩く。

算塚

算塚、六才地蔵碑前からしばらく行くとフニッシュの公民館だ。16K。次回は25年3月3日、森田駅→大土呂駅。 (松田) 

 

ウオーキング教室(初級)開催されました

ウオーキング教室(初級編)のお知らせ

開催日時:12月2日(日) 9時~12時

開催場所:若狭町市場 若狭町歴史文化館ホール

師走最初の日曜日のせいか各地の行事と重なり、参加者は8人とやや少なめでしたが、歴史文化館から瓜割名水公園まで往復3キロを歩き、たっぷり3時間、楽しみ探しの若狭路ウオ-キングデ-となりました。道々、ストレッチ、正しい歩き方、坂道の歩き方、健康とウオ-キング効果などについて、上嶋指導部長、公認指導員の藤本誠一さん、看護師資格のある谷田みどりさんや藤本とよみさんらの解説、それに山中文男さんの軽妙な話などを織り交ぜ、さらに石仏群を見ながら郷土の歴史遺産にもふれる内容に参加者も改めて楽しさを満喫していました。わずか半日でしたが、中身の濃い教室でした。