福井県ウオーキング協会20年の歩み(第1回)

こんな所、あんな所に足跡が…

~20有余年の<歩み>を振り返る~      (第1回)

私たち福井県ウオーキング協会(当初は歩け歩け協会)は1昨年、結成20周年を迎えました。その間に、それこそ多くのウオーク仲間が県内中心に、これまた数え切れないほど多くの足跡を残してきました。しかし、まだウオーキングの“一里塚”であり、NPO法人として、新しい“道”をこれからも皆さんとともに歩きましょう。

その<一つの指針>として、“思い出コース”を記念誌や私のダイアリーを参考に何回かに分けて紹介します。                        (松田)

1990年(平成2年)11月23日 まず、何といっても協会結成の日。雷を伴った悪天候が急に回復、日射しが出てきた嚮陽会館前を約40人がスタート。西山公園・祈りの道→平井橋→鯖浦線跡→朝日町・古墳公園。約10K。帰りはバス、徒歩。とにかく第1歩を記す。

1991年(平成3年)6月8日~9日「若狭・日本海ビューティーマーチ」 三方五湖ツーデーマーチの前身。JR美浜駅→久々子、日向、水月湖畔→塩坂越→常神。半島の一本道を歩き一泊。翌日、常神→海山→田井、鳥浜、三方駅→菅湖畔、宇波西神社→美浜駅。計52K。縄文人や万葉歌人の心が伝わり自然景観抜群。

同7月28日「初の越前・日本海ハイ!ウオーク」 これも現大会の前身。1日のみ。三国神社前駅→瀧谷寺→荒磯遊歩道→波松→吉崎。Uターン、北潟湖畔→嫁威→芦原温泉駅。25K。夏の海と湖の景観、蓮如信仰の道が目玉。

初の越前・日本海ハイ!ウオーク

同10月20日「木の芽峠に歴史を見た」 今庄駅→板取→365スキー場→木の芽峠→新保に下る。強行軍。ここから葉原→樫曲→敦賀駅。魅力あるコース。道元が往き、式部が涙し、左内が駆け抜けた木の芽峠。歴史の原点に立ち、ふるさとを振り返る。25K。

木ノ芽峠に歴史を見たウオーク

1992年(平成4年)10月4日「第11回全国自然歩道を歩こう大会」 県内で初のウオーク全国大会。勝山橋下→弁天桜堤防→下荒井橋→平泉寺・白山神社。Uターン。勝山城、大仏→勝山駅。15K。

第11回全国自然歩道を歩こう大会(勝山)

同11月22日「越前海岸・スイセンマーチ」 織田町役場→越前トンネル→漁火温泉→かれい崎→スイセン畑→河野村役場。カニの匂い、断崖に咲くスイセン、北前船など歴史を知る。24K。その後、2月頃の定番スイセンウオークとなる。