福井県ウオーキング協会20年の歩み(第2回)

こんな所、あんな所に足跡が…

~20有余年の<歩み>を振り返る~      (第2回)

私たち福井県ウオーキング協会(当初は歩け歩け協会)は1昨年、結成20周年を迎えました。その間に、それこそ多くのウオーク仲間が県内中心に、これまた数え切れないほど多くの足跡を残してきました。しかし、まだウオーキングの“一里塚”であり、NPO法人として、新しい“道”をこれからも皆さんとともに歩きましょう。

その<一つの指針>として、“思い出コース”を記念誌や私のダイアリーを参考に何回かに分けて紹介します。                        (松田 進)

1993年(平成5年)4月24日~25日「若狭富士・赤ふんツーデー」 ユニークなタイトルだが、<若狭なる青葉の山の雪の曙>と詠われた若狭富士こと青葉山麓を周回し、高浜町が海水浴客PRにつくったマスコット・赤ふんちゃんを訪ねる?ツーデー。青郷駅→松尾寺→塩汲峠→内浦小→高浜→和田→青戸園泊。翌日は和田海岸→青戸大橋→加斗→小浜駅。例会としてはやや長距離で1日目24K、2日目25K、計49K。

若狭富士・赤ふんウオーク

1994年(平成6年)3月27日「柳の滝・小次郎ウオーク」 白布をたらしたような布ケ滝。滝の前に大きな柳があったからその名が。この滝で剣豪佐々木小次郎が秘剣つばめ返しを編み出したとか…。当日は残雪があり、とても水しぶきに当たることは無理。途中、小次郎公園が整備されていた。鯖江駅→川島→今立・水間→柳。帰りは北坂下→銭ケ花→粟田部→戸谷→下新庄→鯖江。20K。

残雪の柳の滝小次郎ウオーク

1995年(平成7年)6月11日「世界体操協賛サンドームウオーク」アジア初の世界体操選手権が体操の町・鯖江で開催。その会場・サンドームが雄姿を見せた。鯖江の町も変貌しつつあった。大会前にその様子を確かめようと歩いた。西山公園→有定橋→サイクロード→白鬼女橋→サンドーム周回→王山古墳→西山・祈りの道→水落・旧街道→神明神社→西山公園。18K。

世界体操協賛サンドームウオーク

1996年(平成8年)10月13日「越前国司下向の旅ウオーク」 紫式部が、国司として赴任の父・為時に連れられて府中に来てから千年ということで、時代装束の隊列が木の芽峠を越えて武生に向かう「下向の旅」が再現された。その最終日に同行した。今庄役場前→湯尾峠→鯖波→南条→脇本宿→大塩神社→式部公園→総社。20K。

紫式部下向の旅ウオーク(この装束でウオークしたのではありません)

(続く)